1、中学受験で国語が重要な2つの理由

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中学受験で国語が重要といわれる2つの理由

中学受験において国語という教科がいかに重要か気がついているか?

中学受験においては「算数至上主義」的な傾向があります。しかし公平に見て本当にそれが正しいのでしょうか?

k-1.算数だけで良い?
国語の重要性
  • 国語は算数と同じ最高配点
  • 本番では、算数より安定的な戦力…算数は塾の問題と実際の入試問題とでは差があり「本番に限って」アクシデントが起こりやすい。
  • 入試はまず国語で選別される!…国語苦手者は得意者はに対していつも大きなハンディ(得点差)を負う。実質的には、国語の成否でまず合格候補者か不合格決定者かの選別されることになる。

最高配点

 中学受験というと算数ばかりがなにかと重要視されますが、国語はその算数と等しく最高配点なのです。
 理科・社会が配点の少ないことを考えると、国語を戦略科目することは合格点を取るうえで大変効率的です。逆に国語が苦手であれば相当厳しい戦いを強いられることを覚悟するべきでしょう。

戦力としての安定性

 算数は塾で教える問題と実際の入試とでは乖離があることが多く、「本番に限って」ということが起こりやすい教科です。これまでの生徒を見ても、偏差値では足りていながら本番で失敗したケースは、ほとんどが算数の失敗です。
 それに対して国語は本番でのアクシデントが少なく、できるようになってしまえば算数より安定的な得点力となります。つまり本番で計算が立つのです。
 したがって受験戦略上国語は算数よりも「本番で計算できる戦力」になりえます!

入試はまず国語で選別される!

 結果として、国語を苦手にする者はいくら努力しても点を取れず、逆に得意な者ははじめからボーナスポイントをもらっているような状況になります。しかも国語は最高配点なだけに、得意者は大きなアドバンテージを手にするわけです。
 逆に不得意者にとってはかなり厳しいハンディになります。まず国語で、他教科では簡単には埋められないをつけられるのです。場合によっては、国語の成否でまず合格候補者不合格決定者かといった「土俵に入るかどうかの立場」が選別されるという状況も、普通に考えられることなのです。

入試における国語の重要性

  • 国語は算数と同じ最高配点
  • 本番では、算数と違って安定的な戦力
  • 国語ができないと、確実に大きな点差をつけられる!
  • 合格候補者の土俵に入れない危険性

国語ができないと中学受験後が厳しい!

 中学受験科目のうち、最も将来に影響する科目は国語だと考えます。
 なぜなら日本人である以上、国語がすべての学問のベースにあるからです。教科書・参考書のたぐいはほぼ全て日本語で書かれますので、文章を読んで内容を把握できる能力の優劣はあらゆる局面で影響を及ぼします
「国語は苦手」「文章が読み取れなかった」という受験時代の事実と能力不足は、当然その後の学習スピード自信学問への興味に直結します。大学受験にも国語力が大きく関係してくるのです。
 現代は情報社会といわれ、氾濫した情報の中から有効なものを把握スピーディに処理することが求められます。またビジネスマンが求められる学習量は年々増し、学習能力の格差人生に反映されます。
 このように、国語という教科は中学受験以上に将来に非常に影響する教科であると考えられます。国語の克服は、長い目で見たらいつか必ずしなくてはいけないものなのです。

国語の将来への影響力

  • すべての学問が国語でできている
  • 国語力の欠如や苦手意識が症例の学習スピードや学習意欲に影響
  • 大学受験の勉強力も国語力が反映
  • 社会に出てからの仕事力・勉強力にも反映
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